デジタル時代だからこそ価値がある「読む」「書く」「話す」体験
「あれ、この漢字どうやって書くんだっけ?」「文章を読んでも頭に入ってこない…」
そんな経験はありませんか。
読む・書く習慣の意義

大学機関などが行った調査でも、現代の大学生の約1割が講義のノートを取らず、2割以上が手帳に予定を書く習慣もないことが分かりました。
「スマホがあるから問題ない」という考えもありますが、日常的な「読む」「書く」の習慣は、文章の理解力や論理的な思考力に直結していることが科学的に証明されています。
人間の脳には「言語野」という部分があり、読んだ文字情報が記憶と結び付けられ、整理されて理解できる形に変わります。
そして、それを適切な表現で出力(理解した内容を文字として「書く」)こともできるようになるのです。
つまり「読む」と「書く」は脳の中で手を取り合っていて、この連携を使わなくなると、文章を理解したり自分の考えをまとめたりすることが難しくなってしまいます。それは論理的な思考の低下にもつながります。
大切な能力を失うリスク
便利なデジタル機器に囲まれて過ごしていると、知らず知らずのうちに大切な能力を失ってしまうかもしれません。
- 集中力の低下:短い動画やSNSに慣れて、長文を読む集中力が衰える
- 語彙力の減少:簡潔な文章ばかりで、豊かな表現に触れる機会が減る
- 思考力の浅化:すぐに答えが分かる環境で、深く考える習慣が失われる
- 記憶力への依存:手書きで覚える習慣がないと、記憶に残りにくい
読む・書く・考えるを自然に取り入れて心もリフレッシュ
デジタル時代だからこそ意識したい「読む」「書く」「考える」行動を、ワンブックシェアリングは自然に取り入れています。
- 能動的な読書体験
本はインプットだけでなくアウトプットが大変重要です。ワンブックシェアリングは、本の内容を通して対話をするので、より本の内容を自分のなかに落とし込むことができます。 - 手書きの機会
自分が読書を担当する何ページかの内容を手書きでまとめますので、普段書かない漢字などを思い出す機会になります。 - 価値観の理解
異なる視点を持つ人との対話を通じて、他者の考えに歩み寄る大切さを実感できます。
ワンブックシェアリングは、楽しみながら「読み」、「書き」、「考える」場です。
参加者の皆様からは、本を読んだり文字を書くのが久しぶりで良い時間でしたと言ったお声を多くいただきます。脳だけでなく、心のリフレッシュにも大変効果的です。
スマホでは得られない、学びと気づきを体験してみませんか?デジタル疲れを感じている方には特にお勧めします。