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課題
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「話せばわかる」は幻想なのか?
「何回も丁寧に説明しているはずなのに、伝わらないのはなぜだろう?」
日本中の職場や家庭で繰り返されるこの悩み。伝わらない理由は、ただ「伝え方」や「言い方」が悪いからではないかもしれません。認知科学、心理学の専門家でもある著者は、人間は「聞き逃し、都合よく解釈し、誤解し、忘れる」という特性があると指摘します。
果たして、「話せばわかる」は幻想なのでしょうか。 -
ご提案
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「100%は伝わらない」ことを前提にしてみよう。
「相手に100%理解してもらえる」という前提ではなく、どう言っても「100%伝わることはない」ことを前提に、コミュニケーションを取ってみましょう。例えば、言葉だけでなくイラストや写真などを使ったり、相手がどこまで理解しているかを確認しながら話したり、より「伝える」工夫を取り入れるのも効果的ではないでしょうか。
一方的に話すのではなく、双方がインプット・アウトプットできるやり取りを心がけてみるのもおすすめです。
「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか?」を使用した事例
One Book Sharing


地域法人企業さま


- 題材(書籍名):「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?
- 著者・出版社:今井むつみ著 日経BP
- 導入日:2025年1月16日/1月17日
- 場所:CHIENOWA BASE
- 対象者:地域法人企業 他
- 参加人数(形式):17名
感想(抜粋)
自分が理解しているからと言って相手が必ずしも理解できている訳ではないので、伝え方を工夫していきたいと思いました。
伝わるまで伝えきることの難しさを日々感じていましたが、「100%伝わることがない」という結論に少し楽になる自分に気付きました。
自社でも「伝わるまで伝える」がテーマになっていて、とても興味があり参加させていただきました。今回も皆でのディスカッションで沢山の話ができ、気づきにもなり、有意義な時間でした。