本を読んでもすぐ忘れてしまう人が実践すべき3つのこと
「せっかく読んだのに、内容を全然覚えていない……」
せっかく本を読み切ったのに、数週間後には何が書いてあったか思い出せない。そんな経験はありませんか?この現象はあなたの記憶力が悪いわけではなく、人間の脳は、「読んだだけ」では記憶を定着させにくい構造になっているのです。
なぜ読んだそばから忘れるのか
心理学に「エビングハウスの忘却曲線」という言葉あります。人は新しく学んだことを、1日後には約70%忘れると言われています。何もしなければ、本の内容はどんどん薄れていくのが自然なことなのです。
忘れにくくするには「インプットの仕方」を変えることではなく、「アウトプットとセットにすること」が重要です。
実践すべき3つのこと
➀アウトプット前提で読む
読む前から「この本の内容を、誰かに話す」「3つのポイントをメモする」と決めておくだけで、読み方がガラリと変わります。
脳は「後で使う情報」として認識したものを、優先的に記憶しようとします。「なんとなく読む」のと「話すために読む」のでは、同じ文字を追っていても、定着率がまったく違うのです。
読みながら気になった箇所に付箋を貼る、スマホのメモに3行だけ書き残すといった小さなアクションも非常に有効です。
② 誰かに話す・対話する
読んだ内容を誰かに話すことは、最も効果的な記憶の定着法のひとつです。
「昨日読んだ本にこんなことが書いてあって……」と話そうとすると、頭の中を整理しなければなりません。この「整理するプロセス」が、記憶を強化します。また、相手から「それってどういうこと?」「自分はこう思う」という反応が返ってくると、さらに記憶が深まります。
③ 時間をおいて再読・振り返りをする
一度読んで終わりにせず、1週間後・1ヶ月後にもう一度パラパラとめくってみましょう。
先ほどの忘却曲線には続きがあって、同じ情報を繰り返し接触することで、記憶の定着率が急激に上がることがわかっています。全部読み直す必要はなく、先程の付箋を貼ったページやスマホのメモを見返すだけでも効果があります。
なかでも効果が高いのは「誰かに話す」こと
同じ本を読んだ仲間と感想を語り合うと、自分が気づかなかった視点に出会えます。それが新しい記憶として上書きされ、本の内容がより鮮明に残ります。
せっかく時間を使って読んだ本ですから、より自分の記憶に残るものにしたいですね。
『この本が素晴らしいので是非社員みんなで読み、意見を交わしながらコミュニケーションをとってみたい。』
『社員にこんな意識を持ってもらいたいが、何か良い本はないか?』
そんな想いを持たれている会社様には、ワンブックシェアリングがおすすめです。
ワンブックシェアリングは1冊の本を全員が分担して読み、グループごとに対話します。アウトプット前提で読み、その内容を他者に伝えますので、本の内容が参加者自身に強く残ります。
本のテーマや開催規模についても是非お気軽にご相談ください。